黄昏日和
しばし眺めていた。青空のもとに映える飛行機、一定の間隔を置きつつ着陸してくる飛行機を何も考えぬままに…
本当は急がねばならぬ諸事情もあったのに、思いの外、状況が芳しくなく、向き合うべく事柄から目を背けるべく…といった心境というか、実際には深く考えずに、ただ景色を眺めていた。
きっと誰にでもあるんだと思う。やらなければならないことがあるにも関わらず、ちょっとばっかり気が向かないというか、気が進まないというか、それもこれも困難が付きまとうからであって、物事がうまく進んでいたなら、こんな気持ちにはなりはしない。よって、景色をただ眺めるとか、そんなことをする訳もなく、むしろ、している暇があるのなら、さっさと物事を進めて…ということに違いない。
きっと誰にでもあるんだと思う。できることをできるだけ頑張ろうと思うのだけれど、物事がちょっと思う様にいかないから、ついつい自分に都合のよい言い訳を用意しちゃったり、いまは忙しい時間帯かもしらないから…もう少し時間を置いた方が…とかって…
だけどさ、少し無駄な時間だったとしても、気分を変えられて、その後に頑張れたらって思う。事実、その後は頑張れた。もっとも望む結果を得ることにはならなかったけれど、この時点でできることはやった。
この文章はまだ多くの人の目には触れないから、こんなことを書けるけれど、同じような気持ちを持つ人は少なくないように思う。まして、このご時世だし…!でも、頑張らずして…と思うので、まぁ頑張りましょう。
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