駅前日和
所用にて出掛けた際、あえて状況が気に掛かり立ち寄ってみた。ここにパレットが置かれてベンチ代わりになっていることを知っていたからだ。あれから随分と日数が過ぎ、雨に打たれようパレットの状態が気になった為で、木製の為、雨には弱く、一般的な使用時には防水の加工は施されることなく、程なくして劣化し、その後には使用に適さず処分となる。その為、ここの状態が気になった。
この時期には雨模様が多く、故に湿っていた。見た目からも判断が付くが、その状態も当初よりは当然のことながら悪化している。強度は落ちているだろうと思う。よって、相応の時が過ぎれば撤去となり、交換がされるのかも知れないが、安全に使用できる耐用期間はどれくらいなのだろうかと考える。まして、交換がされるのであれば必然的に廃材となり、ごみを生んでしまう。
再利用を商いとする身に於いて、このような使用法は嬉しく、また、同じような提供が出来ないかとも考えるけれど、耐用期間と安全性を鑑みると手放しには提供できないようにも思う。とはいえ、物を大事にする。使えるものは使うという面に於いては大いに賛成ではあるが、くれぐれも怪我の起因とならないように願う。
ただ、ベンチということからも、その使用の用途はいろんな意味を含めて「腰掛け」なのだろうかと…
0コメント